国語の読解力を上げる方法 2

国語の読解力を上げる方法 その2

 前回はつなぎ言葉の種類とその役割をしっかりと理解して、読解に繋げていくというお話をしました。
今回は指示語を一つ一つ意識して文章を読み進めることを提案したいと思います。

 指示語とは、いわゆる「こそあど言葉」のことです。文章中に頻繁に登場する「それ」「こういった現象」「あのような出来事」などの言葉が一体何を指しているのか、軽く流さないで一つ一つそれが指し示す内容を捉えていく努力をしてほしいということです。
ここが単なる読書と国語の読解問題を解くことの違いだと思います。
 指示語を意識しながら文章を読む癖がつくと、自然に指示語が出てくると「はて、これは何を指していたかな」と考え、時に文章を遡って読み直すようになります。それにより文章をより深く読み込み、より深い理解に繋がるようになります。
これは受験対策という観点でも大変有用で、受験では指示語の理解を問う問題が必ず一つは出題されますから、点数アップにも直接つながります。

 お子さんと一緒に国語の文章問題を解く場合、問題になっていなくても「ここの『そのこと』ってなんのこと?」と質問してあげてください。そうすれば、あえて「この文章の意味分かった?」と質問する必要がなくなります。
子どもは素直であり、親に褒めてもらいたいと常に思っています。だから「これ分かった?」と尋ねれば100%「分かった」と答えます。仮に分かっていなくても「分かった」と答える生き物なのです。
だからこそ、指示語の意味するところを尋ねて、お子様が理解できているのか否かさり気なく確認してみてください。特に中学受験を目指す小学生、しかも受験勉強を始めたばかりの小学3・4年生に有効な方法だと思います。

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by wp636 | 2017-04-14 05:01 | 解法のコツ | Comments(0)