私は高校入試前、公立高校入試の問題集を買い込み、過去問をしっかり解きました。
そうすることで「数学では毎年こんな問題が出ている」とか、「社会では××がよく出題されている」などの傾向を掴むことができました。
敵を知り、己を知れば百戦危うからずです。
ですから、高校入試を来年に控えている受験生にもう一度、学校の出題傾向分析と過去問対策をするよう力説しておきたいと思います。

私が高校を受験した頃は第二次ベビーブームの真っ最中で、受験は過熱の一途をたどっていました。
進路の決定に担任教師・学校長の判断(見立て)が大きく影響し、自分が希望する学校を受けさせてもらえないこともしばしばありました。
なぜかというと、受験学年を受け持つ担任教師にとって、担当生徒全員の志望校合格は至上命題のようなものであり、受験失敗という烙印を何としても回避したいという自分の都合が最優先されていたのです。ですから、生徒の第一志望校決定に関して彼らの希望を聞くのではなく、担任教師から見て「受かる学校」に変更させるのも教師・学校長のお仕事だったわけです。

私の中3時の担任はまったくの放任主義で、私に希望の学校を受けさせてくれました。これはまったくの奇跡としか言いようがありません。
他のどのクラスの担任も「お前は無謀な学生だな。私立の滑り止めはいくつ受けるのか?」と、平然と公立受験失敗を前提に廊下で話しかけてきたものです。こんな侮辱ありますか?

私が学校教師を当てにしなくなったのはこの頃からです。
なぜ私は他の教師たちが不合格を前提に話しかけてきてもまったく気にしなかったかお分かりでしょうか?
それは自分で過去問を解いて、「この調子だと受験本番で210点(250点満点)は取れそうだ」としっかり自己分析できていたからです。
私の受験した学校は200点も取れれば合格が確実と言われていました。落ちるわけがないです。教師の勉強不足以外の何物でもない。
受験直前までに受験者総数が8000人規模の大きな全県模試を2回受験し、合格確率は80%を優に超えていました。
どうしたら落ちるんでしょうかね?

受験本番も自分の見立て通りの点数を取って余裕で合格しましたよ。この結果を受けて、教師たちは何て言ったと思いますか?
「お前良く受かったな」「本番で何点取れたんだ?お前そんなに賢かったっけ?」ですって!人を馬鹿にするなと言いたい。

中学2年生のとき、同じクラスになって凌ぎを削ったライバルがいました。彼とは内申点も同じくらい、模試の点数もほぼ同じくらいという、ライバルと呼ぶにまこと相応しい関係でした。
受験が終わり彼と久々で会話しました。私が彼よりワンランク上の学校に受かったことを伝えた時の彼の悔しそうな顔ったらなかった。。。
私は優越感に浸るどころか、彼が担任教師の頑なな説得で同じ高校を受験できなかったことに腹立たしさを覚えました。

たかが高校受験と言ってほしくないです。私たちにとっては人生最初の大きな試験でした。そこで私は成功体験を積めたのに、彼は合格こそしたものの、自分の本当の第一志望校には受けさせてもらえなかったのです。こんな理不尽なことってありますか?

自分を信じる、自分が自分のことを一番よく知っている。

こう確信したのは、高校受験が最初のキッカケでした。
自分が何を得意とし、どこを苦手にしているのか、しっかりと見つめましょう。そして受験希望の学校の出題傾向をきっちり分析します。得意な分野で点数をしっかり確保し、苦手なところで大失敗しないよう最低限の点を拾う。それができれば絶対に志望校に合格できます!

来年の春、また受験の季節がやってきます。私の生徒さんたちが「本当の第一志望校」に合格できるよう、全力でバックアップしていきます。

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# by wp636 | 2017-10-07 16:31 | 受験 | Comments(0)

生徒さんが私の板書した内容をよく見えるよう、カメラを高画質のものに買い替えたのですが(すでに5月くらいに)、そのカメラを用いた動画を公開していませんでしたので、本日youtubeにアップしました。

以前の公開動画との画質の差をご確認ください。技術進歩が物凄く速いので追いついていくのが大変です。とんでもない時代に生きているな、と日々痛感します。

今回アップした動画は、ドイツ語の名詞の複数形、中3数学の二次方程式から平方完成、国語の文法では紛らわしい品詞の判別、英語ではモノが主語となりヒトが目的語になる他動詞とその受動態、英語と比較しながら学ぶドイツ語から助動詞などです。

他の教科のレッスン動画をご希望でしたら、是非お知らせください。ご要望になるべくお応えしたいと考えています。

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# by wp636 | 2017-10-04 04:07 | レッスン | Comments(0)

先日の新聞記事に、「国立大学の付属学校の一部がエリート校化しているので、このままで良いのかどうか検討する余地がある」との答申が出されたというものがありました。
どうやら、筑波大附属駒場、筑波大附属、学芸大附属あたりのことを指して、これらの学校に学力の高い生徒が集まる現状を認めておいてよいかどうかということらしい。
学力の極端に高い生徒に偏らずさまざまな生徒を集めて、将来の学校教育の発展に寄与するような研究機関にすることが検討されているようです。選抜方法もこれまでの学力考査重視から抽選や面接などに変更し、あらゆる生徒に門戸を開く可能性が提示されました。

私は「日本全国総平板化」に反対の立場なので、エリート養成学校があっても良いではないかと考えています。
全国にある国立大学附属の学校が、将来の日本を担うエリート養成所であってもよいではないか、ということです。
今後ますます社会的な格差が広がると予測される中、次世代を担う優秀な人物を安価な学費の学校で育むことができるという環境を残しておいても良いと思うのですが。
正直言って、筑波大付属駒場の学生が抽選で選ばれた並みの学生の集まる学校になってしまうことは、ちょっと私の頭の中では考えられないです。第一、今まで積み上げてきた素晴らしい伝統を放棄してしまうのはいかがか?と思います。

私が大学生の頃、学芸大附属→東大理科Iという人と知り合いになりましたが、規格外の頭の良さでした。いつも「俺、勉強しない。これまでまともに勉強したことがない」が口癖の人で、大体こういう発言自体疑わしいと思うのが普通でしょうが、この人、どう考えても勉強する時間がないという暮らしぶりでした。夜遊びも派手だったし、とにかく学校に出てこない・・・
サークル活動でも無茶苦茶な行動をとったり、後輩にあり得ないことを要望するなど、「本当に東大生なのか?」と頭をひねりたくなるような人でした。
大学生活がよほど退屈だったのか、大学に3年通って中退しました。
周囲はもちろん大反対しましたが、意外にも彼のご両親は「あなたの人生はあなたのもの。自分で責任が取れるなら退学したらいい」と認めたそうです。

その後どうなったと思いますか?
Lotusにバイトのような形で入社してプログラミングを担当していたのですが、すぐに頭角を現して正社員となり、この会社がIBMに買収されると、買収先でどんどん出世していきました。
規格外の賢さを持つ人にとって学歴なんてどうだっていいんだな、と思いましたね。

そんな先輩がいつかポツリと言っていました。
「学芸大附属の頃も適当に学生生活していたけれど、あれが他所の学校だったら俺、通い続けられなかったと思うよ。」
あんまりにも頭が良いので、既存の学校教育では退屈すぎたのではないでしょうか?
ちなみに学芸大付属での授業の内容がとても気になったので、「どんな授業なのですか?やはりレベルの高い授業が行われているのですか?」と尋ねると、その答えは意外なものでした。
「中には面白い授業もあるね。普通の学校ではやらないようなものもあった。だけど基本的には放っぱらかしだよ。」
どうやらこの学校は授業を聞いて学ぶ場所ではないらしい。そもそも1聞いて10理解する学生が集まる場なので、いちいち細かい説明が不要なのでしょうね。
こんなタイプの学校、そうそう見つけられないですよね。だから今後も残してほしい、それが私の希望です。

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# by wp636 | 2017-10-03 16:04 | 受験 | Comments(0)

日本人はよく知らない人が多いと思うのですが、日本は外国語学習のお伴・辞書がとっても充実している国です(一昔前に比べると選択肢がどんどん減ってきていますが)。

私はドイツ語を日本で比較的たくさん学習してドイツに飛び出したのですが、学習の際に日本語で書かれたドイツ語の辞書は大変役に立ちました。
今でも以下の辞書を重宝しています。
・三修社 『アクセス独和辞典』 <-- 初学者には一番のおすすめ
・同学社 『アポロン独和辞典』 <-- 内容は悪くはないのですが、装丁が甘いので壊れやすいのが難点
・小学館 『独和大辞典』(コンパクト版) <-- 安心の一冊。これは実によく出来ています。職場に持ち込んで毎日使用しています。
その他にも『クラウン独和辞典』や『ポケットプログレッシブ独和・和独辞典』も持っていましたが、必要と思われる説明がこぼれていたり、内容が薄く感じられたりしたので、引越しを機に処分しました。

さて、とても有用な独和辞典ですが、『アクセス』と『アポロン』に収録されている語彙の配列、用語、用途の解説がとても似かよっていることに学習初期の段階で気付いていました。
気にはなってはいたものの「辞書ってこんなものかなァ」くらいで流していました。

ところが!
ドイツに留学して語学学校の先生に「上級レベルになったら独独辞典を使いなさい」と言われて、Langenscheidt社の『Großwörterbuch Deutsch als fremde Sprache(外国語としてのドイツ語大辞典』を推薦されたんです。
素直な私は書店で即購入しました。早速部屋に戻ってこの辞典をぱらぱらと捲ってみてビックリ!
アクセスやアポロンの語彙選択や用語解説は、ほぼそっくりこの辞書を手本にして日本語に訳しただけであると分かったのです。
日本って外国の先進技術を効率的に吸収して、より発展させた形で市場に投入するのが得意なお国柄ですよね。
辞書にもそういった特技が発揮されていたのを知って、ちょっとショックを受けました。悪い言い方をすると“パクリ”ですからね。これって著作権の関係で、三修社も同学社もLangenscheidt社に何らかのfeeを支払っているんでしょうかね?

こんなにグローバル化の進んだ世の中ですから、Langenscheidt社の独独大辞典も日本で購入できる(お取り寄せできる)はずです。
ドイツ語を深く勉強したい人にはこの大辞典は絶対のおすすめです。ちなみにドイツで購入すると30ユーロほどします。今ならCDも付いています。充実の一冊です!

是非ご自分の目で私の発見を確かめてみてくださいね。

日本の辞書発行会社を糾弾するつもりはないですが、ドイツに来て痛感したのは「日本ってなんでも日本語で勉強できる国なのだな」ということ。これは本当に凄いことであり、有難いことなんです。
昔、語学学校でカザフスタン出身の賢い女の子と知り合いました。彼女が私に手渡した一冊のガリ版刷りでできたドイツ語参考書は大いに私を驚かせました。2010年頃のお話ですが、こんなボロボロの参考書(30年前くらいに発刊された書籍に見えた。実のところは新刊本だったらしいけれど)でドイツ語を勉強するしか手段がないの?って感じでした。彼女曰く「カザフスタンにはこれくらいしかドイツ語を解説している書籍がない」とのこと。しかもその参考書、間違いがたくさんあるらしく、ドイツに来て彼女は自分の知識を再構築しなければならなかったと。。。切ない話ですね。

だから皆さん、日本の出版社を応援する意味でも日本語で書かれた辞書など買いましょう。
私は新版が出るとドイツ語の辞書を買い足しています。そうでないと良い辞書がどんどん日本から姿を消してしまいかねない、それくらい日本の出版業界は厳しい状況なので・・・

私は今、新しい語学の勉強を始めたばかりですが、まずは日本語で書かれた参考書の攻略から始めています(日本からお取り寄せしています)。それからドイツ語で書かれた参考書へと取り掛かります。
この方法で効率よく外国語を習得し、自分のレッスンに活かしていこうと考えています。個人レッスンの指導可能言語をコツコツ増やしていこうと考えています。

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# by wp636 | 2017-10-01 05:42 | ドイツ語 | Comments(0)

私は国語を家庭教師で教えていますが、「うちの子は読解が苦手で・・・」というご相談をよく耳にします。
お悩みごもっともという感じで、たしかに読解力は一朝一夕で身につくものではなく、地道な読解の継続と効果的な指導が大切です。
ただ、東京都立の高校を受験しようとお考えの方には、読解はもちろんですが、もっと貪欲に点数を稼ぐためにできることがあるはずだと考えます。

是非一度以下のサイトを訪問して、都立高校の実際の入試問題を確認してみてください。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2017/pr170224b.html
特に最初の問題に注目です。

・実際の入試問題(昨年度)
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2017/pr170224b/29k-toi.pdf
・採点基準と各問の配点
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2017/pr170224b/29k-kaitou.pdf

漢字の配点が読み書き合わせて20点もあります(100点満点)。これは進学重点校の問題であろうと共通問題であろうと同じです。
また漢字は中学校の学習指導要綱に範囲の定めがあるので、進学重点校を受験するからといって一段上の問題(高校生レベルの漢字)が出題されることはありません。

つまり、都立入試の漢字は努力すればすれだけ確実に得点が取れる部分なのです。
こう書くと、「他の道府県の入試問題にだって漢字は出題されるでしょう?」とのご指摘を受けます。そうです、仰るとおりです。
しかしその配点が総得点の20%を占めるのは、日本全国47都道府県の中で東京都だけなのです!

出題者の意図は恐らく次のようなものでしょう。
中学一年生からコツコツ漢字の読み書きをして訓練を積んできた人の努力に報いよう、と。
入試直前になって慌てて漢字の学習をしても、さすがに範囲が広すぎて効果的な学習は難しいですね。学習塾によっては、「漢字の配点は低いので捨ててしまえ」という指導をしているところもあります(東京都以外の道府県で、しかも漢字の配点の低い地域)。
努力対効果が低いと見るや捨ててしまえ!というのは戦術的には有効ですが、やはり日本人として中学レベルの漢字は隈なく書けるようにしておきたいもの。東京都の教育委員会はその点を重視しているのでしょう。

漢字の問題で満点を確保すれば、もはや総得点の20%は確保できたことになります。残りの問題を半分しか取れなかったとしても総得点は60点に達します。ここをベースにして点数を引き上げていく(60点→70点→80点)努力をするのです。

「読解力がないから国語は苦手」と諦めてしまうのではなく、できるところから貪欲に点を取りにいく。これは入試に限らずすべてのテストに共通する鉄則です。否、生き抜くために不可欠な要素とも言えます。
だから、高校入試という絶好の機会を利用して、逞しく強く生き抜く方法を身に着けてほしいと思います。

努力対効果の高い東京都立入試の漢字問題。お子さんに都立高校受験を、とお考えの方は今日から早速漢字学習に取り組んでください。
漢字の学習には読解問題に対するようなセンスは一切必要がありません。
お子さんが暗記学習を嫌がるという場合、親も一緒に書き取りに挑戦してみる方法もあります。
「自分だけがやらされているわけではない」と思うと、机に向かうタイプのお子さんもいますので。

高校入試改革により、都立高校は実にさまざまな選択肢を用意した素晴らしい教育機関になりました。
授業料も安いですし、とっても狙い目です。
もちろん私も個人レッスンという形で都立高校受験生を応援しています!

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# by wp636 | 2017-09-29 01:13 | 受験 | Comments(0)