ドイツ語試験には2つの権威ある団体があり、
1)Goethe Institut(ゲーテインスティテュート)
2)Telc
です。

Telcは問題の見本をホームページ上に公開しているので、そちらを用いて問題の傾向や解き方のコツなどを解説していきます。
A2から始めて順次B2くらいまで動画を公開しようと思います。

特に作文の問題は、Telc自身も模範解答をオープンにしていませんので、解答例を示す良い機会と考えます。
すでに動画の収録を一部終えていますので、順次公開していきます。お楽しみに。

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by wp636 | 2017-10-17 06:27 | レッスン | Comments(0)

日本人はよく知らない人が多いと思うのですが、日本は外国語学習のお伴・辞書がとっても充実している国です(一昔前に比べると選択肢がどんどん減ってきていますが)。

私はドイツ語を日本で比較的たくさん学習してドイツに飛び出したのですが、学習の際に日本語で書かれたドイツ語の辞書は大変役に立ちました。
今でも以下の辞書を重宝しています。
・三修社 『アクセス独和辞典』 <-- 初学者には一番のおすすめ
・同学社 『アポロン独和辞典』 <-- 内容は悪くはないのですが、装丁が甘いので壊れやすいのが難点
・小学館 『独和大辞典』(コンパクト版) <-- 安心の一冊。これは実によく出来ています。職場に持ち込んで毎日使用しています。
その他にも『クラウン独和辞典』や『ポケットプログレッシブ独和・和独辞典』も持っていましたが、必要と思われる説明がこぼれていたり、内容が薄く感じられたりしたので、引越しを機に処分しました。

さて、とても有用な独和辞典ですが、『アクセス』と『アポロン』に収録されている語彙の配列、用語、用途の解説がとても似かよっていることに学習初期の段階で気付いていました。
気にはなってはいたものの「辞書ってこんなものかなァ」くらいで流していました。

ところが!
ドイツに留学して語学学校の先生に「上級レベルになったら独独辞典を使いなさい」と言われて、Langenscheidt社の『Großwörterbuch Deutsch als fremde Sprache(外国語としてのドイツ語大辞典』を推薦されたんです。
素直な私は書店で即購入しました。早速部屋に戻ってこの辞典をぱらぱらと捲ってみてビックリ!
アクセスやアポロンの語彙選択や用語解説は、ほぼそっくりこの辞書を手本にして日本語に訳しただけであると分かったのです。
日本って外国の先進技術を効率的に吸収して、より発展させた形で市場に投入するのが得意なお国柄ですよね。
辞書にもそういった特技が発揮されていたのを知って、ちょっとショックを受けました。悪い言い方をすると“パクリ”ですからね。これって著作権の関係で、三修社も同学社もLangenscheidt社に何らかのfeeを支払っているんでしょうかね?

こんなにグローバル化の進んだ世の中ですから、Langenscheidt社の独独大辞典も日本で購入できる(お取り寄せできる)はずです。
ドイツ語を深く勉強したい人にはこの大辞典は絶対のおすすめです。ちなみにドイツで購入すると30ユーロほどします。今ならCDも付いています。充実の一冊です!

是非ご自分の目で私の発見を確かめてみてくださいね。

日本の辞書発行会社を糾弾するつもりはないですが、ドイツに来て痛感したのは「日本ってなんでも日本語で勉強できる国なのだな」ということ。これは本当に凄いことであり、有難いことなんです。
昔、語学学校でカザフスタン出身の賢い女の子と知り合いました。彼女が私に手渡した一冊のガリ版刷りでできたドイツ語参考書は大いに私を驚かせました。2010年頃のお話ですが、こんなボロボロの参考書(30年前くらいに発刊された書籍に見えた。実のところは新刊本だったらしいけれど)でドイツ語を勉強するしか手段がないの?って感じでした。彼女曰く「カザフスタンにはこれくらいしかドイツ語を解説している書籍がない」とのこと。しかもその参考書、間違いがたくさんあるらしく、ドイツに来て彼女は自分の知識を再構築しなければならなかったと。。。切ない話ですね。

だから皆さん、日本の出版社を応援する意味でも日本語で書かれた辞書など買いましょう。
私は新版が出るとドイツ語の辞書を買い足しています。そうでないと良い辞書がどんどん日本から姿を消してしまいかねない、それくらい日本の出版業界は厳しい状況なので・・・

私は今、新しい語学の勉強を始めたばかりですが、まずは日本語で書かれた参考書の攻略から始めています(日本からお取り寄せしています)。それからドイツ語で書かれた参考書へと取り掛かります。
この方法で効率よく外国語を習得し、自分のレッスンに活かしていこうと考えています。個人レッスンの指導可能言語をコツコツ増やしていこうと考えています。

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by wp636 | 2017-10-01 05:42 | ドイツ語 | Comments(0)

外国語への扉

日本人にとって、つとに重要な外国語は英語であり、ほとんどの場合これが最初の外国語です。
今のところ中学1年生で英語の学習を始め、高校3年生までは最低でも英語を学び続けます。
自分も例に漏れず、中学1年生から英語の学習を始め、大学の教養課程まで8年間英語を学びました。
そうなると、必然的に「英語が外国語のスタンダード」だと思い込んでしまう。「英語が外国語の標準的な文法に則っている」と考えてしまいがち。

友人にも言われましたが「お前、海外志向だったっけ?」と首を傾げられるほど、海外での生活に興味がありませんでした。
英語の文法的理解は得意でしたが、これを使って世界に羽ばたこうなどと考えもしなかったです。
しかし、社会人をやりながら夜間の大学に通ったのがきっかけで、再び外国語を学ぶ機会に出会いました、それも英語以外の言語に。

たまたまその大学ではドイツ人の先生にドイツ語を学ぶことができると知り、「何となく面白そう」といういい加減な気持ちで受講を始めました。それがどうしたことか?今ドイツに住んでいます。

自分が今も恩師であるドイツ人のA先生の講義を受けて衝撃的だったのは、ドイツ語の疑問文がとってもシンプルだったこと。
英語では否定文・疑問文の作り方が異なるという理由から、動詞をbe動詞と一般動詞に分けますが、ドイツ語ではこの2者を分ける必要がありません。
つまり動詞を文頭に出して主語とひっくり返し、文末に疑問符(?)を付ける、と。
He plays soccer. ---> Does he play soccer?  (ちなみに He is a soccer player. ---> Is he a soccer player?)
Er spielt Fußball. ---> Spielt er Fußball?    (ちなみに Er ist Fußballspieler. ---> Ist er Fußballspieler?)
上記のように、ドイツ語では一般動詞の疑問文に助動詞doやdoesが不要なのです。このことを学んだときの衝撃と感動は今でも忘れられません。「英語以外の外国語って、自分の思いも寄らないルールが存在しているんだろうな」と思ったときの高揚感。
いきおい先生に講義後話しかけたら、「英語をね、日本人は中学から大学まで8年間も勉強するでしょ?それなのに身につかない。面白いのは、8年もやって身につかない言語を、社会人になっても事あるごとに思い出し、その度に学習をし直そうとする。だから英語コンプレックスの人が多いと思うんだ。世界にはさまざまな言語がある。8年間も学習して身に付かなかった言語なら潔く諦めて、せっかくなら他の言語をやればいいのにねぇ」

私はいわゆる「英語のできる生徒」だったけれど、この言葉に感化されて本格的にドイツ語の学習を開始。日本を飛び出すことになりました。恩師A先生からは「君が私の28年間ドイツ語講師人生で、ドイツ語をマスターした最高の生徒。大したものだ」と褒められました。

先生は私の模範です。なぜなら先生は30ヵ国語以上を操れる言語学者であり、外国語を学ぶ楽しさを私に教えてくれた恩師だからです。
今も私の手元にはさまざまな外国語のテキストが置いてあり、暇なときに眺めていますが、もはや「英語が文法の世界標準だ」という先入観はまったくありません。むしろあらゆる名詞に性別があるほうが多数派だと思ってしまうほど(英語の名詞には性別がない)。

先日もドイツ語のレッスンで疑問文の作り方を説明している際、12年前のドイツ語講義での感動が蘇ってきました。
英語以外の外国語を学ぶのって、視界を広げるにはもってこいだと私は確信しています。

次はどんな言語を学ぼうかしら?

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by wp636 | 2017-08-25 13:32 | ドイツ語 | Comments(0)

 今日、夫婦でとある町のニシン祭りに出掛けてきました。
5月くらいから欧州ではニシンが獲れ始め、特にオランダもののニシンが市場に出回ります。
なんといいますか、初夏の風物詩とでもいいますか。北ドイツでは特に人気のニシン。
今年も収穫を舌で味わう季節が到来したわけです。

 私たち日本人は魚を生で頂くことに抵抗がありません。しかし外国人、特に海に隣接していない国・地域の人々にとっては魚を生で頂くなんてナンセンスで危険極まりない暴挙とみなされます。生臭いし、第一当たったらどうするの?ってところでしょう。
でも北部ドイツはオランダとも隣接しており、ニシンや鰻を食べる習慣がしっかり根付いていました。
 このニシン祭り。お魚大好き日本人にはとってもお勧めです。他の外国人も少ないので、ドイツ人と直に会話する絶好のチャンス!

 北部ドイツのこの町は工業都市でもあるので、近年は外国人の流入が著しい。
普段ならアラビア系やアフリカン、アジアンが多くみられるメインストリートが、今日は白人で埋め尽くされていました。
白人と書いたのは、もうドイツ人とロシア系などを見分けるのが困難だからです。実際、ドイツ人に尋ねても「あの人はドイツ人?さて、ロシア系と言われればそうだし、チェコ人とか言われても北欧系って言われてそう見えるわねぇ」といった返答がきます。当の白人でも何人だか見極められないのですね。ここら辺がアフリカンやアジアンとは少し趣が異なるところでしょうか。

 ビールを買い、ニシンのサラダとニシンのサンドウィッチを頬張っていると、隣に座ってワインを楽しんでいたドイツ人の女性に話しかけられました。私たちがドイツ語を話せるのが分かると、「自分たち女4人組は皆旦那に先立たれ、今では年金生活を毎日一緒にのんびりと楽しく過ごしているのだ」と説明してくれました。
こういったドイツのお祭りにアラビア系は交わってきません。イスラム教では原則飲酒が禁止されていますし、ドイツ食の中に何が混ざっているのか分からないので、やたらに屋台のお店で買い食いできないのです。
 その点雑食の日本人は何でも食べられるし何でも飲める!
今日、これほど大きな規模のお祭りなのに、日本人は皆無でした。中国系も2組しか見ませんでした。せっかくドイツを満喫できる良い機会なのに勿体ない。
隣のおばちゃまは観光名所も親切に教えてくれましたし、来月には同じ場所でワイン祭りも開催されるとのこと。
ということで、「来月ここで再会しましょう!」と言ってお別れしました。

 こういった会話ができると、「ああ、やっぱりドイツ語ができてよかった!」と思います。今日もドイツ語で流暢に会話を始めるや、周囲のドイツ人たちが一斉に振り返り、「なんだ、あのアジアンはドイツ語が話せるのか」と途端に打ち解けた雰囲気が出来上がります。
これは外国人ばっかりの中に入った者にしか分からない空気の変化です。
 どんなに勉強しても分からない単語ってのはいくらでもあります。そういう時はどんどん売り子さんにでも、周囲に立っているお客さんにでも質問できる。ドイツ人はお節介なほど親切だから、それはそれは懇切丁寧に説明してくれますよ。

 最後はこの町で自家醸造のビールを製造販売しているレストランでご飯を食べて帰宅しました。
もうお腹いっぱい・胸いっぱいで大満足。

  郷に入りては郷に従え

せっかくドイツに暮らしているのですから、世界共通語の英語もいいけれど、この国の言葉を身に着けたいところ。
そうすればもっともっと暮らしが楽しくなりますよ。



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by wp636 | 2017-06-16 05:20 | ドイツ語 | Comments(0)

英語の文、それもthat節の文を学ぶと以下のような英作文が登場します。

「私はそれが良いアイディアとは思わない。」
I think that~
とthat is a good idea.の文をどう繋ぐかってところがポイントとなります。

やろうと思えば二通りの文が考えられます。
(1) I think that that isn't a good idea.
(2) I don't think that that is a good idea.

どちらが正解なのでしょう?どちらでも良いのでしょうか?

私は学生時代、(2)で書くように教わりました。でもなぜ?という疑問に明快な答えを得られなかったように思います。そういうものなのだから、そう覚えなさいと。。。
どうも英語圏の人はThat is a good idea.だと思っている相手の考えを否定しない、という相手尊重の立場からこういった文を構成するらしいのです。
あなたは(あるいは他の人は)それは良いアイディアだと思っているようですが、私はそうは思わない、と。
That isn't a good idea.と表明すれば、そのアイディアは良くないですね、と他人の考えを否定した感じになる。そこを避けたいと。

ところがドイツ語ではどうでしょうか?
Ich meine (denke), das ist keine gute Idee.
不定冠詞の付いた名詞を否定するわけですから、keine gute Ideeとするよりほか方法がありません。Das ist eine gute Idee nicht.という文否定は決してやらないわけです(A1レベル)。
でも英語圏の人からすればno good idea「ちっとも良くないアイディア」ですよ。すごく違和感があるのではないでしょうか?

では英語風にIch meine nicht, das ist eine gute Idee.とやるとどうか?
これにはドイツ人の方が???っていう印象を抱くのだとか。「私は考えない・・・」そもそも考えないのっ!と。
思い起こせば、確かにこの文構造って耳にしたことがないです。

英語とドイツ語は兄弟ではないですが、従兄弟くらいの関係にはある近しい言語です。
でも文法を丁寧に学習すると、その言葉を話す国民性や文化が見えてきます。これが多言語を学ぶ楽しさの一つともいえるでしょう。

英語の得意な日本人駐在員さんにドイツ語を教えると、このkeine gute Ideeを解説する際にほぼ間違いなくビックリされますね。
頻繁にno+名詞の文を話しているわけなので。
でも当のドイツ人は平気で0(ゼロ名詞)を用いて会話しているわけです。
面白いとは思いませんか?



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by wp636 | 2017-06-12 08:15 | Comments(0)

マクドナルドの迷走地図

昨日近所を散歩していて見つけたのが掲示の看板。
どうやらマクドナルドがすっかり地に落ちた企業イメージを回復しようとして掲示している広告のようです。

なんて書いてあるかというと、『キスするだけで妊娠する』" Küssen macht Schwanger."
こんな馬鹿げた噂に振り回されないで!』(マクドナルドのパテにはミミズが入っているとか、犬の肉が混じっているとか、地べたに落とした肉も拾って再利用しているとか、そういう諸々の噂に惑わされないで!)
ってことらしい。

そういえば先日別のマクドナルドの看板広告には『ドイツにはBielefeldなんて町ってのは存在しない』
なんて間違った情報に振り回されないで!って書いてありました。
Bielefeld住民から文句が来ないのかしら?

自分が子どもの時分、マクドナルドは高価な食べ物でした。家族でマックを頬張るなんてとっても幸せで、ちょっぴりゴージャスな感じがしたものでした。私が中学生の時分にはハンバーガーが1個240円まで値上がりしたこともありました。
昔はお父さんと子どもが一緒にビッグマックを頬張り、お父さんが子どもに「お前もビッグマックが一人で食べられるくらい成長したんだな、偉いぞ!」ってなCMもありましたね。
ところがバブル崩壊後の景気低迷とデフレに陥ると1個55円まで価格が下落。マックとはホームレスが毎日食べるものとまで言われていたっけ?
そのあたりからか、マックのハンバーガーって味が変わったように思うのです。

この疑問をレッスン後の雑談で話題にすると、ドイツ語のレッスンをしていた生徒さんから驚くべきお話を聞きました。
なんとマックのバンズ、パテ、チーズやソースなどを組み合わせると複雑な化学反応を口の中で起こすようで、これらのパーツを一緒くたに咀嚼するとマックの味になると。だから一個一個のパーツをバラバラに食べるとまったく美味しくないのだとか。要するにコカ・コーラ・ゼロの食べ物版。

ドイツに渡ってからもたまぁにマックが食べたくなって、一人小銭を持って近所のマックに食べに行っていたのですが、食後に何か満足感が得られないというか、何か物足りない感がずっと残っていたんです。
その原因がマックの味の変化(使用している食材の変化)によるものだと指摘されて、私には思い当たる節があっただけに大いにショックを受けました。
その興味深いお話を伺って以来、マクドナルドに一度も行っていません。

さてこのブログを読んだ方は、私の主張に「そういえば、マックの味一昔前とちょっと違うような気がするな」と思い当たりましたか?
それともマックが広告で訴えているように「嘘っぱちだ、マックを貶める作り話だ」と思いますか?

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by wp636 | 2017-05-21 06:56 | 日常生活 | Comments(0)

日本にいた当時、毎週土曜日に開催された南山短大コミュニティーカレッジでドイツ語の講座を受講していました。
講師は同時通訳を本業とする熱血漢のH先生で、この先生にドイツ語を本格的に学習する道しるべを与えられたと思っています。

ある時、先生は言いました「前つづりbe-やer-は他動詞を導くので、その後に4格目的語がくるんです」と。
こういう覚えやすい簡潔なルールというものを、私はすぐにノートに書き留めて暗記するタイプです。このときも「これは有用な情報を得たな」とほくそ笑みました。

ところが翌週の講義が始まると、或る60代の生徒さんがH先生の先の発言に絡みだしました。
つまり、「前つづりbe-やer-が基本的な動詞についても他動詞にならないものもあるじゃないか!嘘を教えるな!」と物凄い勢いで先生の発言を否定し始めたわけです。
私は言語なんてものは例外があって当然なので、「どうせ自動詞のものがあっても少数派だろうに」と思って黙って聞いていました。
(ちなみにerscheinen「現れる」は自動詞)
この日の授業どうなったと思いますか?
なんとこの議論で1時間15分くらいやりあったのですよ。くだらないですね。もう最後は教室中に白けた空気が流れていました。

ドイツ語レッスンの講師としてハッキリ言います。こういう考え方の人は言語を習得することはできません。
なぜなら言語は数学ではないからです。
相手はヨーロッパの言語です。鎖国していた日本にだってオランダや中国から外来語は入ってきていました。
様々な民族や国家がせめぎ合い、移動していた欧州に純粋なゲルマン語なんてものは存在しません。ローマ帝国やギリシャ帝国の言語がゲルマン語にも確実に取り入れられました。それをたった一つの100%例外のないルールで学ぼうとすること自体が不可能というもの。

60歳の手習いという感じでドイツ語を学び始めた方には到底見えなかったあの男性、今もきっと小さなことにこだわってドイツ語を習得する段には至っていないでしょう。

私は今でもあの時の白けた教室の雰囲気を思い出すことがあります。まずは言語を大まかに掴む。そして細部はレベルの上昇とともに修正していく、これが言語マスターへの最短距離だと信じています。
なのでH先生のbe-やer-は他動詞を導くというのは、今でも正しい教え方だったと思います。
唯一残念だったのは、あの男性が100%他動詞化するのではないけれど、大枠では有効な知識なのだと幅を持たせて理解できなかったことです。私は先の知識を使って「be-やer-の動詞には4格目的語」とマッチアップさせることで、会話のスピードが上がるのを実感できました。いちいち格を考える必要性が薄らいだからです。
そしてこの知識は今でも自分のレッスンに活きています。

揚げ足を取ることよりも、自分の知識を上げるための有効な知識として、他人の言うことは活用した方が賢明だと思います。

余談ですが、ドイツ語の他動詞は4格目的語を取る動詞のことを言います。helfenのような3格目的語しか取らない動詞は、ドイツ語では自動詞です。英語とはここが異なるので要注意です。

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by wp636 | 2017-05-13 19:31 | ドイツ語 | Comments(0)

お知らせ

昨日、ドイツ語体験レッスンを当方のホームページ経由でご連絡いただいた方へ。

ここでお名前が出せないため詳細は一切書きませんが、昨日いただいた体験レッスンの件でメールにて返信したものの、宛先が存在しないというエラーメッセージとともに返信されてしまいます。
もう一度ご自身のメールアドレスをご確認いただいて、情報を再送信していただけませんでしょうか。

お手数をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。

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by wp636 | 2017-04-17 22:02 | レッスン | Comments(0)