2017年 04月 06日
漢字の書き順を意識するだけで字は格段に良くなる
これが書き順を意味するのを知ったのは、実は塾講師になった後のこと。それも生徒に教えてもらったという情けないお話しです。
それくらい書き順を気にせず生きてきました。そして親から度々「あなたの字は汚い。もっと落ち着いて綺麗な字を書くように心掛けなさい。」としょっちゅう注意されていました。
今の私なら「落ち着いて」とか「綺麗な字を心掛ける」などという漠とした言い方はしないでしょう。もっと具体的に「書き順を守って書いてごらん」と言って、一緒に漢字の書き取り練習をするでしょう。
小学生の生徒さんに「先生、漢字の書き順が間違っているよ」なんて指摘されたくなかったので、インターネットで書き順を一画一画示してくれるお役立ちサイトを見つけて練習したのを思い出します。
http://kakijun.jp
すると意外な副産物が。そう、自分の書く字が明らかに変化しだしたのです。自分でもはっきりと自覚できるほどに、字がまともになっていきました。
パソコンの普及により手書きで文章を作成する機会が減っているとはいえ、入試の作文ではいまだに手書きで解答しなければなりません。さすがに読みにくい汚い字は、採点官の心証を悪くしてしまうでしょう。美しい字を書く人はやっぱり素敵だと思います。自分の字は綺麗ではありませんが、妻は美しい字を書くので羨ましいです。
私の例ではありませんが、歳を取っても字体は変えられます。まずは書き順を正しくすることを実践してみてください。
小さなお子さんなら急速に変化を体感できると思います。
by wp636
| 2017-04-06 04:31
| 解法のコツ